人生初ブログを書かせていただきます。つまらない内容と思いますがご容赦ください。
大雪明けの祝日、雪のほとんど残らない都心での練習でした。
コロナ禍で、合唱練習にはディスタンスが必要で大きめの練習会場が必要です。祝日の本日はどこの公共施設も予約一杯だったため苦肉の策として、一般貸出をしている私の職場の会議室を利用しての練習となりました。
会議室のピアノは一年以上使われていなかったため、調律には一抹の不安がありましたが、案の定、おそろしく低めに狂っていました。
自分の職場だけに調律の狂いには皆様に申し訳ない思いでいっぱいでしたが、練習ピアニストの早川先生からは「もうピアノに頼らず、皆様がお互いを聴き合って音をつくっていく段階にきているのですから大丈夫ですよ」と温かいお言葉をかけてくださいました。ありがたいなあと思いました。
早川先生は本日の練習でクランクアップ。拍手でお見送りしました。本番は聴きに来てくださるそうです。早川先生はじめ、私たちの練習を支えてきてくださったピアニストの先生方の客席からの温かいまなざしは、私たちの本番の緊張をきっとゆるめてくださることでしょう。。。
しかしながら、もう今月末には本番だなんて、実感がわきません。2年前の今頃からメサイアの練習がはじまり、ちょうど同じころコロナ禍もじわじわと始まってきました。もう2年もたつのですね。
コロナのせいで、練習に来られなくなってしまった仲間、ご自身やご家族の健康がすぐれなかったりで練習を一時離脱したり、本番もあきらめざるをえなかった仲間、そんな仲間たちのことを自分の中に深く感じながら、本番を精いっぱい生き、楽しみたいと思います。彼らは普段は外出を控えているのにもかかわらず本番を聴きに来てくれるというお返事をもらえて嬉しいです。
このブログをご覧のかたがたの中には、団員ではないかたも多くいらっしゃると思います。ご覧いただきありがとうございます。もしよろしかったら、どうぞ聴きにいらしてください。コロナ禍を音楽で生き切った「people（よき素人たち：かなりな意訳）」のメサイアをお楽しみいただけるのではないかと自負いたします。
皆様とご家族の日々にMessiahがあたたかく微笑んでくださいますように。