本番から1週間が経過しました。
終演直後は、実行委員会として大きなトラブルもなく本番を終えられたことへの安堵、肩の荷が下りた思い、メサイア風に言えば軛が軽くなった、虚脱感に襲われていました。
その後、お越し頂いたお客様より過分なお褒めの言葉を頂戴し、実行委員会として、一合唱参加者として、喜びを噛みしめております。
コロナ禍の中、府中の森まで足をお運び頂いたお客様に心より感謝申し上げます。
1年近く前に総監督である佐藤圭先生より実行委員長を拝命するも、その数か月後に勤務先から海外赴任を命じられ、以降はレッスンも実行委員会も全てリモートでの参加となりました。
結果、少なからぬ方々に多大なるご負担をお掛けすることとなりました。
この場をお借りして、改めて御礼申し上げます。
昨年夏より本格的な参加4団体合同レッスンを開始しましたが感染拡大により色々な制限を余儀なくされ、さらに年末からはオミクロン株の流行急拡大で直前に参加を断念せざるを得ない方が少なからず出てしまった中、本当にこのまま本番を行ってよいのか、実行委員長として葛藤の日々でした。
最終的には本番に出られなかった方も含め、練習に一所懸命取り組んできた合唱団全員の努力が、今回の本番の成功に繋がったものと思います。
感染拡大下でも、どうすれば本番を開催出来るか前向きに検討して頂いたウィーンホールのスタッフの皆様にも大変に助けて頂きました。
ソリスト、オーケストラの皆様には、オケ合わせと本番で合唱団を助けて頂き、最高の音楽を紡いで頂けました。
レッスンピアニスト、ステージマネージャー、受付担当などの裏方を担って頂いた皆様のサポートがなければ今回の本番は成り立ちませんでした。
そして何よりも、本公演の総監督であり、指揮者でありテノールソリストの佐藤圭先生には、日ごろの合唱レッスンのみならず本公演運営全般に多大なるご指導を賜りました。
本当に有難うございました。
合唱団にとって、今回の舞台は人生の宝物になったものと思います。
今回の公演に関わって頂いた全ての人に感謝を込めて。
委員長 藤盛 耕嗣